ポートフォリオの作り方:目次・自己紹介の書き方と作品例【未経験もOK】

8分で読めますFolioss編集部

この記事のポイント

  • ポートフォリオは、見てほしい相手(応募先やクライアント)から逆算して作ります。載せる作品は、求められているスキルを証明できるものに絞りましょう。
  • 基本の構成は「表紙・自己紹介 → 目次 → 作品 → スキル・経歴 → 連絡先」。作品ごとに目的、役割、プロセス、成果を添えます。
  • 実務経験がなくても、授業や個人制作の作品で作れます。Webで作れば、リンクひとつで共有でき、いつでも最新の状態に保てます。

ポートフォリオの作り方を先にまとめると、①目的と見せる相手を決める、②載せる作品を選ぶ、③作品ごとに説明を書く、④目次と自己紹介ページを作る、⑤形式(紙・PDF・Web)を決めて仕上げる、⑥人に見てもらって改善する、の6ステップです。

この記事では、それぞれのステップのポイントと、目次の構成、自己紹介ページの書き方、職種別の作品例、未経験からの作り方までを順番に解説します。そもそもポートフォリオとは何かを知りたい方は、先にポートフォリオとは?をご覧ください。

1ステップ1:目的と見せる相手を決める

最初に決めるのは、「誰に、何を伝えるためのポートフォリオか」です。就活なのか転職なのか、仕事の依頼を受けるためなのか。応募する職種や、依頼してほしい仕事によって、選ぶ作品も並べ方も変わります。

就活・転職なら、応募したい職種の求人を3〜5件読んで、よく出てくるスキルやツールを書き出してみましょう。そのスキルを証明できる作品こそ、ポートフォリオに載せるべき作品です。

2ステップ2:載せる作品を選ぶ(数の目安)

作品は「全部載せる」のではなく「厳選する」のが基本です。見る側は、いちばん良い作品と同じくらい、いちばん弱い作品のことも覚えています。目安は次のとおりです。

  • デザイン、Web、企画など、1件ずつ説明が必要な作品:3〜6件
  • イラストや写真など、1点で伝わる作品:10〜20点ほど
  • いちばん見せたい作品を最初に。応募先に合わせて順番を入れ替えます。
  • 似たような作品が続く場合は、代表的なものだけに絞ります。

3ステップ3:作品ごとに説明を書く

作品は、画像だけでなく説明があってはじめて伝わります。とくにチームで制作したものは、自分がどこを担当したのかを明確にしましょう。作品ごとに次の項目を添えると、読み手が理解しやすくなります。

  • タイトルと、ひとことの概要
  • 目的・課題:何のために、どんな課題を解決するための作品か
  • 担当範囲:企画、デザイン、イラスト、コーディングなど、あなたの役割
  • プロセス:ラフや試作、考えたこと、工夫したこと
  • 成果:数字や反響、実際に使われた場面など
  • 制作期間と使用ツール

4ステップ4:ポートフォリオの目次を作る

作品がそろったら、ポートフォリオ全体の構成を整えます。基本の目次は次のとおりです。作品が少なければ、目次は省いてもかまいません。

ページ内容
表紙名前、肩書き、ひとことのキャッチコピー
自己紹介プロフィール、得意なこと、仕事で大切にしていること
目次作品の一覧と掲載ページ(Webならリンク)
作品厳選した作品と、それぞれの説明
スキル・経歴使えるツール、主な経歴、受賞歴など
連絡先メールアドレス、SNS、Webサイト

5ポートフォリオの自己紹介ページの書き方

自己紹介は、作品を見る前にあなたの人柄と強みを伝える大事なページです。長い文章よりも、次のような要素を短くまとめるのがおすすめです。

  • 名前と肩書き(例:グラフィックデザイナー、イラストレーター)
  • ひとことで伝わる強み(例:「売り場で選ばれるパッケージデザインが得意です」)
  • 経歴の要点:学校、職歴、受賞歴などを数行で
  • 仕事で大切にしていること、これから挑戦したいこと
  • 写真やアイコン(顔写真でなくてもかまいません)

Webのポートフォリオなら、自己紹介はトップページにそのまま置けます。Foliossでは、自己紹介のブロックと問い合わせフォームを組み合わせて、プロフィールサイトのように見せることもできます。

6ステップ5:形式を決めて仕上げる(紙・PDF・Web)

ポートフォリオは、紙、PDF、Webサイトのいずれかで作ります。応募先の指定があればそれに従い、なければ使い分けるのがおすすめです。

紙・PDFWebサイト
作り方Illustrator、InDesign、Canva、PowerPointなどWebサイト作成サービス、ポートフォリオ作成ツール、自作
共有の仕方印刷して持参、ファイルを添付・アップロードURLを送る、QRコードを見せる
更新作り直して、送り直す必要がある編集すれば、送ったリンクにも反映される
強みレイアウトを細かく作り込める、オフラインでも見られるスマートフォンで見やすい、動画も載せられる、閲覧数がわかる
向いている場面ファイル提出が必須の応募、対面の面接メインのポートフォリオとして、就活・転職や仕事の依頼に

Webで作るなら、Foliossのように経歴書のPDFからAIが下書きを作るツールを使うと、白紙から始めずに済みます。作品を追加して、folioss.com/@名前 のURLで公開するだけです。くわしくはポートフォリオサイトを作るをご覧ください。

7ステップ6:人に見てもらい、改善する

完成したら、同じ業界の先輩や友人、大学のキャリアセンター、転職エージェントなどに見てもらいましょう。「最初の数秒で何の人かわかるか」「作品の説明は読みやすいか」「スマートフォンで見ても崩れないか」を確認します。

ポートフォリオは、一度作って終わりではありません。新しい作品ができたら入れ替え、応募先ごとに先頭の作品を変えるなど、少しずつ育てていきましょう。

8職種別のポートフォリオ作品例

基本の構成は同じでも、職種によって最初に見せるものが変わります。

  • グラフィックデザイナー:ロゴ・VI、パッケージ、エディトリアルなど分野ごとに3〜5件。依頼内容、ラフ、完成デザイン、実際の使用例まで。詳しくはデザイナーのポートフォリオへ。
  • Webデザイナー:制作したサイトの画面に、目的、担当範囲(デザイン、コーディング、ディレクション)、公開中のサイトへのリンクを添えて。
  • イラストレーター:得意なジャンルの作品を先頭に10〜20点。キャラクターデザインや、書籍、ゲーム、広告など用途ごとのまとまりも効果的です。詳しくはイラストのポートフォリオへ。
  • アニメーター:参加した作品のシーンやアニメーションを動画で。担当したカットや工程を明記します。
  • エンジニア:開発したアプリやサービスを、解決した課題、使用技術、ソースコードやデモへのリンクとあわせて。
  • 編集者・ライター:担当した記事や書籍を、媒体、テーマ、反響と一緒に。

9未経験からポートフォリオを作るには

実務経験がなくても、ポートフォリオは作れます。仕事以外で取り組んだものも、あなたの力を示す立派な作品です。

  • 授業やゼミの課題、卒業制作
  • 個人制作や趣味で作った作品
  • インターンやアルバイト、ボランティアでの成果物
  • 既存のサービスやWebサイトを自分なりに改善した提案(自主制作であることを明記)
  • コンペや公募への応募作品

未経験の場合は、完成度と同じくらい「どう考えて、何を工夫したか」が見られます。作品の説明に、あなたの考え方をしっかり書きましょう。就活・転職での使い方は、就活・転職のポートフォリオでも紹介しています。

10まとめ

ポートフォリオに必要なのは、量よりも説得力です。見てほしい相手に合わせて作品を厳選し、目次と自己紹介で全体を整え、作品ごとに役割と成果を添える。これだけで、伝わり方は大きく変わります。

Webで作りたい方は、Foliossの無料プランで1つのFolioを作成して公開できます(Foliossの透かしが表示されます)。経歴書のPDFからAIが最初の下書きを作るので、あとは作品を追加するだけです。独自ドメインや透かしの削除、スマートギャラリーなどの高度なブロックは有料プランで使えます。

よくある質問

ポートフォリオには作品を何点載せればいいですか?

1件ずつ説明が必要なデザインやWebの作品なら3〜6件、イラストや写真なら10〜20点ほどが目安です。数よりも質を優先し、応募先に合う作品を先頭に置きましょう。

ポートフォリオの目次には何を書けばいいですか?

作品のタイトルと掲載ページ(Webならリンク)を並べます。作品が多い場合は、「ロゴ・VI」「パッケージ」のようにジャンルごとにまとめると見やすくなります。

ポートフォリオの自己紹介には何を書けばいいですか?

名前と肩書き、ひとことで伝わる強み、経歴の要点、仕事で大切にしていることを短くまとめます。写真やアイコンがあると、人柄が伝わりやすくなります。

未経験でもポートフォリオは作れますか?

作れます。授業の課題、個人制作、インターンの成果物、自主制作の改善提案なども作品になります。完成度だけでなく、考え方や工夫を説明に書くことが大切です。

ポートフォリオは紙、PDF、Webのどれで作るべきですか?

応募先の指定があれば、それに従います。指定がなければ、リンクで共有できていつでも更新できるWebサイトをメインにし、ファイル提出用にPDFも用意しておくと安心です。

ポートフォリオサイトは無料で作れますか?

作れます。Foliossの無料プランでは1つのFolioを folioss.com/@名前 で公開でき、経歴書のPDFからAIが最初の下書きを作ります(Foliossの透かしが表示されます)。独自ドメインや高度なブロックは有料プランで使えます。

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